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解体工事専門店 アスベストってなに?【2025年1月14日】

解体工事専門店 アスベストってなに?【2025年1月14日】

飯田

こんにちは!

鹿児島市 地域密着の解体工事専門店 解体ワーク東宝です。

解体ワーク東宝は、空き家や建て替え時の解体からリフォームなどの部分解体、物置やカーポートなどの1日で終わる解体から木造・鉄骨・RCなどの住宅解体まで、解体工事の専門家として幅広く対応しております。

これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、解体工事を通して地域社会に貢献していきますのでよろしくお願いします💪

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アスベストってなに?

アスベスト(石綿)は、かつて建築資材として広く使用されていた素材ですが、その危険性が明らかになるにつれ、現在では使用が禁止されています。鹿児島の解体業者にとって、アスベストに関する知識は欠かせません。特に、解体工事においてアスベストが含まれる建材を扱う場合、適切な処理と安全対策が求められます。本記事では、アスベストの基本的な情報やその危険性、鹿児島特有の事情、そして解体業者が取るべき対応について詳しく解説します。

 

アスベストとは?

アスベストは、天然に産出する繊維状の鉱物で、「石綿」とも呼ばれます。その特徴として、以下のような性質があります:

  • 耐熱性:高温に強く、断熱材として使用されていました。

  • 耐薬品性:化学薬品に対しても劣化しにくい。

  • 強度:繊維が非常に細かく、強度が高い。

  • 加工のしやすさ:建材や工業製品に容易に加工できる。

これらの特性から、アスベストは「奇跡の鉱物」とも呼ばれ、建築資材や断熱材、ブレーキパッドなど、さまざまな用途で使用されてきました。しかし、その一方で、アスベストの繊維を吸い込むことによる健康被害が問題視されるようになりました。

アスベストの危険性

アスベストの最大の問題は、その繊維が空気中に飛散し、吸い込むことで健康被害を引き起こす点です。主な健康被害として以下が挙げられます:

  1. 石綿肺 アスベストの繊維を長期間吸い込むことで、肺が線維化し、呼吸困難を引き起こす病気です。

  2. 肺がん アスベストの吸入は肺がんのリスクを高めるとされています。特に喫煙者はリスクがさらに増加します。

  3. 悪性中皮腫 肺や腹膜、心膜などに発生する悪性腫瘍で、アスベスト曝露が主な原因とされています。

これらの病気は潜伏期間が長く、アスベストに曝露してから数十年後に発症することが多いです。そのため、過去にアスベストを扱った建物や製品が現在でも健康リスクをもたらす可能性があります。

鹿児島特有の事情

鹿児島県では、アスベストに関する問題が他の地域と異なる特有の事情を抱えています。

  1. 古い建物の多さ 鹿児島には、昭和時代に建てられた古い建物が多く残っています。これらの建物には、アスベストを含む建材が使用されている可能性があります。

  2. 火山灰の影響 桜島の火山灰が建物に堆積している場合、アスベストの除去作業がさらに複雑になることがあります。火山灰とアスベストの混在は、作業員の安全確保をより難しくします。

  3. 台風被害 台風による建物の損壊が多い鹿児島では、アスベストを含む建材が飛散するリスクが高まります。解体工事だけでなく、災害復旧時にも注意が必要です。

解体業者が取るべき対応

鹿児島の解体業者がアスベストを扱う際には、以下の対応が求められます:

  1. 事前調査 解体工事を始める前に、建物にアスベストが含まれているかどうかを調査します。専門の調査機関に依頼することで、正確な情報を得ることができます。

  2. 適切な防護対策 アスベストを含む建材を扱う場合、防護服やマスクを着用し、作業員の安全を確保します。また、飛散防止のために湿潤化処理を行うことが一般的です。

  3. 法令遵守 アスベストの除去や処分には、労働安全衛生法や大気汚染防止法などの法令を遵守する必要があります。違反すると厳しい罰則が科されるため、注意が必要です。

  4. 廃材の適切な処理 アスベストを含む廃材は、専門の処理施設で適切に処分する必要があります。一般の廃棄物と混ぜて処分することは法律で禁止されています。

  5. 地域住民への配慮 アスベスト除去作業中は、近隣住民への影響を最小限に抑えるため、事前に説明会を開催し、作業内容やスケジュールを共有します。

アスベスト問題の未来

アスベスト問題は、過去の建築物や製品に起因する「静かな時限爆弾」とも言われています。鹿児島の解体業者は、地域特有の事情に対応しながら、安全で適切なアスベスト処理を行う責任があります。また、今後の建築物においては、アスベストを含まない安全な素材を使用することが求められます。

まとめ

アスベストは、かつて「奇跡の鉱物」として重宝されていましたが、その危険性が明らかになるにつれ、現在では使用が禁止されています。鹿児島の解体業者にとって、アスベストに関する知識と適切な対応は欠かせません。解体工事を安全かつ効率的に進めるためには、事前調査や防護対策、法令遵守が重要です。地域住民や作業員の健康を守るためにも、アスベスト問題に真摯に向き合い、適切な対応を心がけましょう。

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